臨床開発職の転職事情



製薬企業における臨床開発職の転職事情

 日本国内の臨床開発試験は、承認申請までの時間が欧米と比べて遅いといわれておりますが、グローバルデータの活用やターゲット疾患の絞込み等をおこない、2000年以前に比べるとかなりのスピードアップが図られてきております。しかし、海外データの活用により、1品目あたりの臨床試験数は減少傾向にあります。
このような状況から求人状況を考えてみると、臨床開発職に求められるものは、やはり専門性とスピード感及び目標に対する達成意欲が重要なポイントとなってきております。
企業形態別にみると、製薬企業はその専門領域の絞込みにより、領域での経験が求められる様になり、また臨床経験のスタート時点でのプロトコール作成等の経験が重要なポイントになってきております。
一方、CRO業界は現在、著しい成長を背景に、どこも人手不足の状態が続いており、求人数は豊富にあり経験者のみならず、未経験者にも大いにチャンスがあります。

臨床開発職の職種別求人状況

 

【モニター職】・・・・・(求人一覧はここをクリック)

 製薬企業での採用は、経験者のみに絞られてきており、求められるスキルも5年前に比べると高くなってきております。しかし、臨床試験のスピードアップを達成する為には人手が必要な部分もあり、新薬の候補品目を多数控えている外資系企業では活発に採用活動を展開しております。
求められるスキルとしては、若手のCRAでも臨床試験に関して深く関わっている経験と目標達成意欲などが重要なポイントとなっており、中堅に求められるものとしては、そのリーダシップと企画力になり、具体的にはCRO等との協力体制を良好に築けるかどうかもポイントです。

【DM・統計職】・・・・・(DM求人一覧)  (統計解析求人一覧)

  DM・統計は、その専門性の高さ故に、求人の件数自体は多くありません。しかし、前述のスピードアップ化を図る為には重要な職種であり、外資系を中心に求人はあります。
求められるスペックとしては、プログラムソフト(SAS等)への精通度とCRO等へのコントロールができるコミュニケーションスキルになります。
統計解析職は、特に生物統計の経験・知識並びに総括報告書作成等の経験も重要なポイントとなります。

【臨床企画・プロジェクトマネージャー】・・・・・(求人一覧はここをクリック)

 プロジェクトマネージャー・臨床企画職には、豊富な臨床試験の経験と目標達成意欲、並びに求められる領域での経験が重要なポイントとなってきます。
昨今、各社の領域の絞込みが顕著となり、開発品目も絞り込まれプロジェクト数が減少している状況から、少ない資源で最大の成果が命題となっており、企画力や責任感も重要なポイントです。

【QC・QA】・・・・・(求人一覧はここをクリック)

 QCに関しては、モニター採用に比べて、求人件数は少ないですが、求められるスペックは幅広く、当該業務経験者は元より、モニター経験のみでも採用の可能性はあります。
QAについては、当該業務経験が必要となってきます。

【薬事・MW】・・・・・(薬事求人一覧)  (MW求人一覧)

前臨床・臨床のいずれかの申請経験者。求人自体は多数ありますが、企業側が求める人材となると申請資料作成経験者で若い方となってきております。申請品目は、近年減少傾向にあり、領域別でみると中枢神経領域、泌尿器領域、代謝性領域が増加傾向にあり、循環器領域、抗生物質等は減少傾向にある。特に抗生物質は2005年に申請はゼロであった。
求められるスペックとしては、グローバルデータの活用が進む中、英語力は重要なポイントとなっております。 
また、メディカルライティングに関しては、総括報告書作成、CTD作成の経験等を含めて、豊富な臨床試験に伴うライティング経験が必要となっております。

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